今日はかねてからの懸案だった、葉山長者ケ崎のボート屋さんにトライ。昨日までの強風は静まって、今日は凪でいい天気。同僚のTさんIさん＆Iさんジュニア（小３）で二艘仕立でチャレンジ。私はTさんにピックアップしてもらい朝６時半に現地集合。駐車場の営業時間は朝９時からとなっているが、ボート利用客は朝５時から駐車できるらしい。Webなどには案内は無くローカルルールなのかも。
タックル一式をもって駐車場から浜に降りる。受付で住所氏名電話番号を記入して、お金を払う。沖ブイか根回りどちらにするか、何時に上がるかと聞かれる。沖ブイはブイに固定したまま釣るので漕ぐ必要は無いが、ポイント移動はできない。根回りは自分でポイント移動できるが漕がなくてはならない。今回はお子様もいらっしゃるので、沖ブイにした。帰りの時間は12時と申告する。ただ今日はこれから風が上がってくるので、12時まで出来たらマシという話だった。ライフジャケット、バケツ、ザルを借りたらすぐに出るとの指示。どこからともなく８馬力船外機の曳舟が現れ、２艘を曳航。手漕ぎボートがエンジン音もなくぐんぐん走るので、なんとも妙な感覚。５分くらい走ると沖ブイに到着。曳舟のお兄さんが、ロープをブイに舫ってくれる。少しうねりがあるが、北風は弱く、快適。さあ釣るぞ。
水深は28mくらい。餌はコマセ＋オキアミとイソメだが、一応マルイカもチェック。浅場の方にたいぞう丸のイカ船を見かけたからだ。いまいち反応はなくサビキ投入。すると着底前にフーっと軽くなって、リールを巻くとよく走る魚がついている。サバかなと思ったら20cmくらいのワカシだった。群れがいるらしくワカシばかり上がってくる。Tさんのオキアミに来たのは、良型のカワハギだった。Iさん親子もワカシを上げて大喜びだったが、いまいち後が続かない。エサはすぐ食われるなので強力なエサ取り部隊がいるようだ。立派なショウサイフグも上がってきたので、フグだらけなのかも。10時を回ると、南風に変わり始めた。風がだんだん強くなり白波も。クッション忘れたので腰とお尻が痛くなってきた。風はさらに強くなり、そろそろかなあ・・と思ったら、11時15分過ぎに曳舟が来て「風が上がってくるのでこれで終わりまーす」との宣告。10時以降アタリが無くなったので仕方ないか。沖ブイの他船もあまり釣れている感じでななく、皆さん神妙な面持ち。
8馬力船外機のボートに最大6艘繋いで、浜に戻る。浜にはテントを張って過ごしている人が多い。SUPやカヌーの人々も多い。ボートは次々と浜に上げられて、バケツとザルは洗ってくれ、ゴミは持って帰ってくれとの指示。荷物をまとめて駐車場に上がる。下船した釣り人が一列で坂を上がる。ここはしんどいわぁ。早上がりだったしそもそも今日はいまいちだったなあ、と盛り上がりにかける中、Iさんジュニアが楽しそうだったのが救い。12時に解散となった。
帰宅後、ワカシを処理。大きさ的も脂の乗り的にも、刺身にするには小さいので、干物にしてみることにした。腹開きにして10%塩水に30分漬けて、網で干す。今日は天気が良く、風も吹いているので夕方まで干しておけばある程度は乾くだろう。
約5時間干したらいい感じに仕上がった。焼いて晩御飯のおかずにする。旨味に欠けるが優しい味だった。というわけで長者ケ崎のボート屋さん初体験は、いまいちで終わった。個人的にはしばらくリピは厳しいかなあ。みなさま、お疲れ様でしたっ！
