今日は同僚の先輩KTさんと今シーズン初の釣行。狙いはコマセ五目と春の定番キス。エサは昨日横須賀の上州屋で購入。アミコマセ、オキアミ、アオイソメ。横須賀の上州屋はアミコマセ200円で安い。昨日の強風が収まるか心配だったが、風はすっかり収まって快晴の良い天気。朝7時集合。2名乗船なので6馬力船外機で運航。
いつもの場所からエントリー。満潮前なのでエントリーしやすい。まだウネリの残る中、名島を目指す。
名島の北側、18mの上で釣り始めるが、時々スズメダイが掛かるだけ。魚探の魚影もいまいち。イワシもいない。ウネリが気になるが少し沖へ。根の上水深25mのところにアンカリング。先月イシダイが釣れたポイント。コマセを撒く。魚探には魚影はあるがアタリがない。ここもダメかと思ったら真鯛狙いらしいボートのお兄さんが竿を大きく曲げている。ハリスを手繰る間に残念ながらばらしてしまったようだが、魚はいるらしい。
底から10mくらいのタナでコマセをまいていると、スズメダイより多少マシなアタリ。上がってきたのはレギュラーサイズのアジ。でもなんだかアタリや引きにヤル気が無い。その後も同じタナでアジがポツポツ。根に付いてくれているようだが、ヤル気が無いみたいで、エサの食いが浅くアワセが難しくバラシ多発。10匹ちょっと揚がったところで群れがいなくなってしまった。
このポイント、遊漁船がたびたびやってきた。何を釣っているのだろう。生き餌で狙っているからヒラメだろうか。アジを釣りながら気にしていると、船内がざわついた。タモられていたのはやっぱりヒラメ。船長のアナウンスによれば2Kg くらいだったらしい。いるんだねえ~いいなあ~。
遊漁船からは、「はいベイトが回ってるよ、底から5mから10m」その下にヒラメがいるよ、ということだが、今日はアジにしてはタナが上だったのは、底にヒラメがいたからなのかも。活きエサは淡水魚の銀白かなと思ったが、遊漁船のサイトを見るとマイワシらしい。
さて、アジが来なくなったのでトイレ休憩に行きますか、と出発しようとしたら、突然、1Kmくらい沖の方から拡声器で「おはようございます。ただいまから安全点検をおこないます。ライフジャケットは着てますね。それでは・・・」という声が聞こえてきた。見ると、グレーの海上保安庁の船が釣りしているボートに接近している。江ノ島にある湘南海上保安署の巡視艇「うみかぜ」のようだ。臨検だ。自船の船舶検査証書、小型船舶操縦士免許、法定備品は大丈夫か?もちろん大丈夫なのですが、ここで急に走り出すと、追いかけられそうなので、そろそろとポイントを離れた。この時期、配属されたばかりの新任者の研修もかねて臨検が多いという噂を聞く。
トイレ休憩で葉山港に立ち寄る。ここでアジを血抜きしてクーラーへ。
私がトイレに行っている間に、船で待機するTさんに港の管理員からクレームがあった。今日は何かイベントがあるらしく、一時係留してはいけない日だったらしい。どうもすみません。
休憩後、森戸沖でキス狙い。アタリが乏しくキスは顔を見たくらい。メゴチもいない。
昼には暑くなる予報だったが、気温は22度くらいで清々しく気持ちいい。だんだんと南風が強くなりヨットが爆走し始めた。
逗子湾の沖に移動してもベラばかりでいまいち。風に任せて内湾へ。
昼も過ぎ、そろそろ帰りますか、と言ったあと、Tさんが久々におおーっと声を上げた。海藻かと思ったらタコチュー。
結果、我が家の夕食はアジの刺身とアジフライ。どちらも満足でした。
(了)