ツーチンシャン・アトラス彗星(C/2023 A3) 10/15

 話題の紫金山・アトラス彗星。紫金山は「ツーチンシャン」と読むとのこと。チャンリンシャンみたいだな。手持ちの天文年鑑2024年版によると、C/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS)、ツーチンシャン・ATLAS彗星と表記されている。2023年1月9日に中国の紫金山天文台 Purple Mountain Observatoryのシューイ観測所の口径1mの望遠鏡で19等級でとらえられ、2023年2月22日にATLASサーベイ ATLAS - The ATLAS Project南アフリカの口径50cmの望遠鏡で18等級とらえられたという、昨年新たに発見された彗星である。天文年鑑2024年版には今秋に太陽もっとも近づき肉眼でも見える可能性が記されていた。

そしてにわかブーム到来。テレビのニュースネタにもなった。これは見ておかないとな。

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2024/10-topics05.html

夕食前の散歩がてら、披露山の展望台に日没時から待機。日没は17時6分。西の空にはやや雲が多い。


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夕焼けに富士山のシルエットがはっきり見えてきたが、まだ空は明るい。彗星目当ての人が次第に集まってくる。三脚を立てたカメラを構える人も数人。f:id:t1000zawa:20241015001925j:image

日が落ちるとちょっと肌寒い。

18時を過ぎて、ようやく暗くなり始め、南西に金星と、西にうしかい座の1等星アークトゥルスが見えてきた。彗星は今日はちょうどこの2つの星の間にあるらしい。

 いよいよ出番とばかりにミラーレスデジタル一眼で数秒から10秒の露光をしてみると、雲の隙間に彗星らしき映像が。おお、あったあった。上方に尾がシュっと延びているのがわかる。ただ肉眼では良く見えない。奥様もiPhoneでパチパチ。スマホでうまく写るかな。

これはデジタル一眼の写真。

トリミングしてみる。

まぁなんとか撮れたわと満足して帰宅。暗い夜道を下山する。

帰ってから撮った写真を見てみると、奥様から「iPhoneで綺麗に映ってるよ」「まさかー どれどれ」と見てみると、

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トリミングすると、

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なんだよ、意外と綺麗に映ってるじゃない。くやし~。

この彗星、周期が長過ぎて非周期彗星に分類されている。今回太陽から遠ざかると、もう会えることはないらしい。不思議なほうき星、会えてよかった。

https://youtu.be/j7CDb610Bg0?si=Lr-5B25-ZD2x5JIO

 

 

 

釣果報告10/13 恒例!午後カワハギ

3連休2日目。終日予定はなく、北東風が強いもののカワハギ晴れ。毎年恒例の午後カワハギに13時出船。乗組員は息子。エサは昨年の残りのOKスーパーの冷凍ボイルアサリ。いつものポイントで開始。

1投目から明確なアタリが続き、ベラ、フグ、カサゴが来て、15cmくらのカワハギが今シーズン初顔。息子にもぼつぼつ来はじめたが、水面バラシを連発。いい感じにコンスタントにつれ続けて、私は25cmクラスが来た後、息子に強烈なアタリ。なんとかタモ入れ。タモに収まったのは30cm近いデカワハギ。口からハリが外れている。あぶなかった。2時間程度でイシガキダイも混じり、カワハギだけでもツ抜け。今日明日のおかずには十分になったので、贅沢にも10cm前後のチビカワハギは5,6枚はリリースした。午後カワハギは帰宅後、処理に忙しいが、なんとか刺身を用意しアラ汁をつくってもらい、今シーズン初のカワハギを楽しんだ。

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夕食後、東逗子の銭湯にひとっ風呂。いい秋の夜だ。f:id:t1000zawa:20241014103040j:image

船外機にカマキリ

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ちびクエ。もちろんリリース。大きくなってね。

 

t1000zawa.hatenadiary.com

 

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中秋の名月

中秋の名月(旧暦8月15日の月)です。21時50分ごろ撮影。

屈折望遠鏡(口径68mm 焦点距離1000mm アイピースK40mm 25倍)の接眼分にアタッチメントを使ってスマホを固定して撮影しトリミングしました。

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今日は土星が月のすぐ北側にあります。満月となるのは明日午前中で、旧暦8月15日が満月ではないのも珍しく、かつ今年で最も地球と月の距離が近くなるとのこと。蒸し暑い熱帯夜と生暖かい風に中秋の名月と虫の声がアンマッチ。

釣果報告 9/7 キハダ・カツオ船

 会社関係の釣りイベント、6月に次回はカツオやりましょうというお誘いがあり参加。逗子小坪港のキハダ・カツオ船。キハダマグロは望み薄にしても、カツオくらいは釣れるでしょうと期待。集合は朝5時半。近くなのはありがたい。この集合時間では電車集合は無理なので皆さん車に分乗して集合する中、電動チャリで参上したらなぜかウケた。道具はレンタル。大きなクーラーボックスは持っていないが、一応、釣れたらビニール袋を何重にもして氷を入れて持ち帰るつもり。

 受付は港の小屋。乗船名簿の記入は船宿のWebサイトに入力済だったので不要。お金を支払っただけだった。今回、道具は電動リール使用で、ほとんどの方がレンタル。私もレンタル希望だったが、参加者の大先輩にご好意でお借りしたものを使うことに。3000番の超高級電動リールはゴツくて重く、ロッドホルダーもでかい。うまく使えるかな、緊張しながら、レバーをひねってギュイーンと練習。

私が指定された釣り座は左舷のほぼ真ん中。船は新しくて整理整頓されている。コーヒーやカップラーメンが無料で食べられるコーナーもあり、設備も充実しているようだ。

 今回のエサは、コマセとオキアミの付けエサ、仕掛けはハリス2mくらいの1本針。オモリ100号のビシカゴ。船長のレクチャーが始まるが、道具の数でもめている。。レンタルのもの、参加者が用意したもの、欠席者のキャンセルして引き上げてしまったものがあり、乗船者と道具の数が合わない。再確認していよいよ出航。
進路は西。海況は落ち着いていて気持ち良い。
船首では、我々とは別グループのベテランの雰囲気のルアーマンがツインで沖をにらんでいる。
江の島沖を抜けて、大磯ロングビーチが見えるあたりから南下。魚群を探しているようだ。相模湾岸の遊漁船が十隻以上集まって船団になっている場所で、ようやく「はいやってください、15m」の指示。投入後、コマセフリしてアタリを待つこと数秒、それを2-3回繰り返すと、「はい上げて」・・はやっ。もたもたしていると怒られそうな雰囲気。電動リールはぎゅーいーんと最高速で巻いて仕掛けを上げる。。再び船は移動。他の船も同じようなテンポで船団ごと移動。こういう釣りか・・。
 2,3投目、船内でバタバタバタと魚が踊る音。「カツオ来た~」という歓声が上がる。見ると40cmくらいのホンガツオ、いや、ヒラソーダっぽい。ソーダガツオは逗子湾付近でも回っていれば釣れるので珍しくはないが、良かったですね!と声かける。
 船内ではもう1,2本上がって、期待が高まる。・・ただ、その盛り上がりが最初で最後であったことは誰が予想しただろうか
 
 相模湾のキハダ・カツオ船は、Webの記事によれば比較的歴史が浅く2000年代半ばからとのこと。温暖化や黒潮の流路の変化の影響で、相模湾奥にも魚が来るようになったかららしい。船は鐙摺(葉山)、小坪(逗子)、腰越(藤沢)、平塚、網代群を追って離合集散を繰り返している。
 アタリがないので、やがて船長も、このエリアを見切ったか、全速で走り始めた。ついてくるカモメと跳躍するトビウオ、気持ち良いクルージング。このまま大島まで行ってしまうのではないかというくらい走っているが、景色があまりかわらない。それもそのはず、大磯・二宮沖をぐるぐる回っているのだった。
 久々に「はいやってください」の指示に待ってましたとばかりに仕掛けを下すが、アタリは・・・なし、付けエサは・・・食われず。
 すると船首から「おー」と鬨の声が上がる。見ると眼光鋭いルアーマンのロッドが大きくしなっている。船長が「全員(仕掛け)上げて~」といいながら駆け付け、モリのようなものを用意して、リモコンで船位を調整。ルアーマンのファイトは続く。10分くらい経っただろうか、ヨイショ~という掛け声で、1m近くあるキラキラ輝くキハダマグロが横たわる。30Kgくらいらしい。集まるギャラリーに「危ないからどいて~」と言いながら手際よくエラを切る船長。マグロのバタバタ、ブルブルも次第落ち着き、ようやくクーラーに収まると、ルアーマンさんは「ありがとうございました!」と笑顔で一礼。船内は拍手~。
 めったに見れないマグロ釣り上げショーに、沈滞ムードの船内のモチベーションは一気に上がった。しかし・・・その後もアタリはない。サバもいない。ベタなぎで潮はまったり。船長のタナ指示に反して、表層や底も狙うが、付けエサがなくならない。
 やがて昼時。カップラーメンアルヨ~と声がかかる。暑いけど、海風に吹かれながらのシーフードヌードル、美味しかった。
 ここまで来ると、もうお腹いっぱいなかという雰囲気。13時に船長の「じゃ今日はこれで終わり」のアナウンス。するとルアーマンさん達が手際よく船内の整理を開始、そうか、船のスタッフだったのか。床の水洗いからほとんど沖で終わらせる手際よさ。
 整理が終わると、江の島沖を進み、14時に帰港。・・・・・結果は言うまでもない。BOZEに終わった。BOZEのスピーカーが一本買えるくらいの船代だったが、マグロ釣り上げショーつきクルージングは楽しかった、思って納得する。聞けば去年もこの企画に参加して前回もBOZEだった若手メンバーがいた。BOZEのスピーカーが左右2台買えたかもなといじられる中、「もう次はないかなと思うっす・・・」と肩を落とす。すると優しい先輩が貴重なソーダカツオを、それなら持ってけ!と地井武男ばりに渡した。男前を見た。

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釣果報告 7/28 SUPキス

朝8時、SUPでキス狙い。逗子湾の真ん中から弱い南風流されながらジャリメを落とす。海水浴場を仕切るブイから200mくらいしかない水深3mくらいの浅場でよく釣れる。岸に流されては沖に戻りを繰り返す。逗子湾はマリンスポーツのメッカ。SUP体験スクールの生徒(ビキニお姉さん)たちが通りかかる。釣り上がるキスに気づいて、わぁおサカナ〜という歓声に乗せられさらに追釣。2時間弱でツ抜けとなった。

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調子に乗ったのが悪かったかSUPから降りる際、岩礁ウニエリアで降りてしまい、足裏にウニ棘が数本刺さった。手で抜いたが、どうしても抜けないのは、お決まりの外科コース。魚を処理した後、休日開いている地域の医療センターへ。受付では看護師に、あーあーまたウニ来ました〜と笑われるのは定番。今回は部分麻酔しますねーとうつ伏せの体勢で注射されるがこれまた悶絶の痛さ。しかもその注射が2回。すぐに処置が始まった。女性医師と看護師が、ほらほら(棘が)出てきましたよー、ほらこうすると取れるでしょう、あーその方法がありましたか、などちょっと楽しそうだが、自分からは見えないし、麻酔が効いているので感覚は無い。はい終わりと抜いた棘を見せられ、終了。棘が刺さることよりも麻酔注射のほうがよっぽど痛かった。

キスは天ぷら 土鍋で鯛飯風のごはん 良型キューセンは昆布締めでいただいた。

 

 

釣果報告 7/14 SUPキス

曇天で風弱い朝。午後からの所用の前にキス狙いジャリメ持参で午前10時からSUP出航。逗子海岸は6月末から海水浴場が開設されており、今日もにぎわっている。逗子湾の真ん中から開始。水深は5m程度。弱い南風で流されながら釣る。フグが多いのかハリス切れが連発したが、浜までかなり戻された地点、水深3m程度でキスの小気味よいアタリ。この時期はかなり浅場に寄っている。浜から投げ釣りでもいけるかも。

通り雨に降られながらも、流すごとにアタリがあり、11時30分時点で10匹釣れたので終了。夜、キス天丼でおいしく頂いた。


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釣果報告 7/6 東京湾

会社の仲間のお誘いで、金沢漁港の黒一丸の仕立てでタチウオ・アジリレーに行ってきました。

6:00に自宅を車で出発、途中金沢八景駅で仲間3人を拾い、集合時刻の6:45に到着。突堤上に車を止めて受付を済ませて乗船。日焼け止めをバッチリ塗って、私は右舷のトモに陣取りました。タックルは、竿は持参、仕掛けは購入しました。エサ、天秤、おもり、ビシは無料ですが、ロストするとお金を取られます。出船前に初めての人もいるので、簡単レクチャー。タチウオは50号おもりの天秤に2本針。エサはコノシロの短冊。アジはコマセビシ、2本針でアオイソメです。7:20という出船時刻は遅めだなと思っていたのですが、都内各地から京急金沢八景駅、そして横浜市営交通ブルーラインに乗り換えて最寄り駅の野島公園駅まで来るにはこのくらいの時間にしないと人が集まらないようですね。

 いよいよ出船。住友重機のゲートクレーンの向こうに横須賀市街や猿島が遠望しながら我先にとぶっ飛ばします。このあたりは浦賀水道航路の北端、中ノ瀬航路に接続しているややこしい場所なので、大型船がひっきりなしに通過します。

航路の紹介(賀水道航路と中ノ瀬航路 (東京湾中央航路)) | 国土交通省関東地方整備局-東京湾口航路事務所

航路を横切って 、第二海堡https://www.pa.ktr.mlit.go.jp/kyoku/work/pdf/05/f01.pdf の沖30mくらいのところでタチウオスタートです。この海域、タチウオ狙いの船で大混雑。遊漁船やプレジャーボートだけでなく、2馬力船外機のミニボート、ゴムボートまで・・どこから出航しているのかわかりませんが、大型船の行きかう本船航路を超えて来るのは驚きました。船長の指示タナは下から10m前後。なかなか釣れません。同乗の玄人さんはイワシのテンヤで狙ってますがなかなか来ない。周辺で釣れた~という声が上がる中、焦ってきましたが、1時間くらいたってようやく1匹ゲット、50cmクラスの小型タチウオでしたが、まるで日本刀のよう。強い日差しに反射して眩しいくらいでした。

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その後、船中も沈滞ムード。第二海堡周辺でタチウオを探ったあと、アジに切り替えコール。金沢八景側に戻り、根岸沖、八景沖の水深20mくらいのところで、底から2-2.5m。飽きない程度に向こう合わせでかかってきます。大きさは20cm~25cmくらいでした。15尾くらい釣りあげて14時過ぎに納竿。

それにしても今回は暑かった。飲み物はペットボトル2本用意していましたが、足りないくらい。帰港したらすぐに自販機に走りました。

アジは当日刺身、翌日フライ、タチウオは翌日フライでいただきました。

それなりの量だったのでアジ丼を満喫。日本酒と一緒に。おいしかったです。

 

アジ丼に満足して、シャワーも浴びて寝ようと思ったら、近所の先輩からスナックに呼出し。午前1時まで飲む羽目に(笑)

この日の夕方は都内は大雨と雷で凄かったようですが、釣りの時間帯はその片鱗もありませんでした。セーフでしたね。