JAMSTECの海洋地球観測船「みらい」が退役になるため、横須賀新港で一般公開イベントがあったので行ってみた。
JAMSTEC 海洋地球研究船「みらい」退役記念イベント|横須賀市
この船、自分の幼少自体に、原子炉の事故を発端に母港に帰れず、厄介者のように言われていた「原子力船むつ」が、役割を終えた後、それを活用するため、原子炉を撤去し、前と後ろを真っ二つに切って、大改造してくっつけたという、なんとも複雑な経緯があるフネで、その生い立ちにロマンを感じて、是非見てみたい、と思ったのである。

12時30分ごろ、京浜急行横須賀中央駅に着。駅前には案内係がたっており、期待を盛り上げてくれる。徒歩で横須賀新港に着くと、何やら行列がある。まあ多少並ぶのは仕方ないかと行列の最後尾を探すと、なんと、行列が永遠に続いているではないか。行列は進んでいるわけでもない。行列の先頭は船の乗船タラップで、細切れに十人くらいずつ乗船させているようで、つづら折りに何重にも列が出来ている。これは2時間待ちくらいで済むようなものではないと一瞬にして悟った。

まぁこだわらず、船体だけでも見ていこう。船首の「みらい MIRAI」の船名の下には「むつ MUTSU」の表記がわずかに残っているという話(あとで調べると意図的に残しているらしい)だが、現物を見てもいまいちわからなかった。救命ボートに母港を意味する「むつ市」と書かれていることが、このフネがむつにゆかりがあるという唯一の手掛かりであった。

SNSなどによれば結局行列は4時間待ちだったらしく、受付は前倒しで打ち切られ、徐々に見学ルートが省略され、最終的には甲板に上がって下船しただけになっていたという情報もあり、無理して並ばなくてよかった。それにしても皆さんの熱量には頭が下がる。「みらい」これまで本当にお疲れ様でした。
帰りに遅い昼食をとろうと、横須賀中央駅界隈に戻ると、駅前の歩道橋にたくさんの提灯が並ぶのを奥さんが発見。そういえば横須賀には何度も来ているが、このエリアには踏み入れたことがない。

うわーディープなエリア。昭和の光景。

ちょっと危険な香りもするが、意外と健全なスナックが多いらしい。youtubeで検索すると酒場放浪記のような動画が出てくる。我が家は小奇麗な居酒屋で昼呑みをし、まだ日の高いうちに帰宅した。
このエリア近々、夜に再訪したい。