特に宣伝する意図はないが、線虫がん検査というものをやってみた。線虫が尿に含まれるがんのニオイに反応する性質を利用して、尿一滴でがんの検査ができる、というもの。なんとも怪しい雰囲気があるが、ふるさと納税の返礼品になっていることに気づき、夫婦そろって体験することにした。
申し込んだのは1月。神奈川県藤沢市へのふるさと納税で利用できる。納税額は50000円だった。普通に利用すると15000円ちょっと。申し込み当時はふるさと納税の取扱事業者が限られていたが、現在は拡大している。
この検査の精度や意義は諸説あるが、まあ何事も経験である。
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申し込み後、検査の運営会社から検査キット一式が送られてくる。指定のサイトでユーザー登録し、提出する窓口を選んで提出日時を予約する。尿は小さなコップからスポイトで検体に入れる仕組み。検体はクーラーバックに入れて提出する。提出窓口は我が家の場合、同じ市内の小さな薬局で受付可能だったのでそこを選んだ。
2月に提出して、1か月ぐらいたって、メールで結果が出た旨の連絡がある。パスワードを入れて結果をWebサイトで見ることができる。また同じ内容のものが郵送されてくる。
私の結果は次のようなものだった。がんリスク判定は「B」とのこと。うーん、安心していいのやら、いけないのやら。毎年をおこなっている定期健診や、追加でおこなっている膵臓ドックでもがんの兆候はないから、ここで「E」とか「D」が出たらかなり焦るところだが、いずれにしてもこれからも健康管理はしっかりやっていこうということ。ちなみに妻も「B」判定で、まあ良かったね、という会話になった。
おススメできるかと言ったら微妙だが、安心材料のひとつってことで。