新型コロナウイルス関連自己メモ薬

治療薬（治験前のものを含む）として話題になっているものの例。

アメリカのギリアド・サイエンシス社が開発中の抗ウイルス薬。「エボラ出血熱」の治療薬として開発されたが、新型を含むコロナウイルスに対する活性が確認されている。ウイルスが細胞内で増殖する過程を阻害（遺伝子複製酵素ポリメラーゼの阻害）によってウイルスの生体内増殖を防ぐ。

（２）アビガン

ファビピラビル（商品名アビガン）「富士フィルム」の子会社である「富士フィルム立山化学」が開発した抗インフルエンザ薬。ウイルスが細胞内で増殖する過程を阻害（
遺伝子複製酵素ポリメラーゼの阻害）によってウイルスの生体内増殖を防ぐ。治験が開始されている。

（３）「ナファモスタット（商品名フサン）」　膵炎の薬。ウイルスが生体内に侵入する過程を阻害。

（４）「ロピナピル・リトナピル（商品名カレトラ）」抗ＨＩＶ治療薬。国内で使用されている。