6馬力船外機修理

さて、前回の釣行が6馬力船外機の不調で、2馬力船外機での出船だったが、6馬力船外機の修理をせねばならない。船外機はトーハツ MFS6A2S。2003年製。

今年1月にエンジンオイル、ギアオイル交換済。昨年2月にインペラ交換と修理をおこなっている。

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先月下旬に、近所のリサイクルショップで、倉庫に永く保管されていたと思われる未使用の船外機スタンド(にもなるマルチドーリー)を破格で手に入れた。ファクトリー・ゼロのF710。https://www.kai-you.com/boat-sub/multidolly.htm

アルミパイプ製のしっかりしたもので、定価は3万を超える。これはラッキーだった。

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さて船外機の調査。スターターロープを引くと起動するが5秒くらいで止まる。思えばこの夏の猛暑の期間、エンジンを使わなかったのでキャブレターが詰まってしまったのではと想像。

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キャブレターを外してチェック。
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汚れも特に見当たらないが、キャブクリーナーで洗浄。戻して起動しても現象変わらず。

プラグや電装系は異常はなさそう。ただプラグはカブり気味。

オイルプレッシャーの警告ランプが朽ちていたが、アースに落ちたりショートは無し。

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行き詰まったので、クルマのトランクに寝かせてボートショップに持ち込む。船外機の整備や修理のスキルをトーハツが認めたパイロット店で、昨年お世話になったショップ。工場で試運転してもらうと、現象再現。症状からキャブレターっぽい。同型のキャブレターを仮付けして試運転すると、無事起動。キャブレターもできる範囲で手入れしてるなら、手の届かない部分が詰まっているかもしれないから、ASSYごと交換したほうが良いとのアドバイス。一方、そもそも14年も経過した機なので、修理して使い続けるのもお金かかるよねと言いつつ、圧縮を測ってもらうとかなり低い。それを直すには機関自体のオーバーホールが必要だ。

ショップのお兄さんからは、キャブレター交換すれば起動するし、それだけなら自分でできるだろうから、工賃考えると自分でやれば、という有難いアドバイスを頂き、修理はせずに持ち帰り。部品はネオネットマリンの通販サイトで購入することにした。

 

注文した部品
3H6-71040-0 WARNING LAMP ASSY 

3R4-03200-1 Carburetor Ass'y 

 キャブレターは 11,578円(泣)

 今回も木曜朝発注で金曜発送、土曜午前到着。速すぎ。プラグやギアオイルなど消耗品も購入。中央は古キャブ。

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新品のキャブ。気持ちいい。ケーヒン製。https://www.keihin-corp.co.jp/product/product-genre/mechanicsg/

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早速取り付け。ガスケットも交換。

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エンジンスタートすると、一発起動OK。アイドリングも安定している。良かった~。

ついでにプラグ交換。オイルワーニングランプASSYも交換して作業完了。

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