おやおや、中古で見つけたMIZARのモータードライブ、MMD-QZを入手してしまいました。できるだけ自作するんじゃなかったの?確かにそうなんですが、お手本は必要だし、自作するにもステッピングモーターをまともに買うと高いし・・いろいろ言い訳はありますが、純正モータードライブだから簡単、と思いきやそうではありませんでした。
入手した中古品はモーター(コントローラー、モジュール0.75/歯数20の歯車つき)電池ボックス、収納袋で、赤道儀側に取り付ける歯車(MMDクラッチ)はありませんでした。モーター自体は動作品で比較的きれいな状態。
赤道儀側には、先日、MIZAR本社で「MMDクラッチはもう無いので、クラッチじゃないんだけど、これで我慢してもらえないかなあ(苦笑)」と軸径7.5mmの赤経軸に取り付ける金具つきで分けてもらった、モジュール0.75/歯数60の歯車を取り付けました。歯車自体のスペックはMMDクラッチと同じです。さて、歯車がかみ合うか試したところ、歯車が届きません。どうも本来は、赤道儀側の歯車が、赤道儀から遠い位置=モーター側に近い位置になるような設計されているようです。よって、赤道儀側の軸か、モーター側の軸を少し延長しなければなりません。そこで延長部品(インラインカラー)の入手しやすい軸径6mmのモーター側を延長することにしました。
これで写真のように噛み合うようになりました。
鏡筒を取り付けてトルクのチェックを含めテストした後、実戦投入したいと思います。
以下備忘録
MMD QZのステッピングモータ
三龍社製 P43-2130 バイポーラ2相
ステップ角度15°(24ステップ)
ギア比1/500 ※毎分1/4回転
モータードライブ軸6mm モジュール0.75 20歯
赤道義はMIZAR SP 軸7.5mm ウォーム歯数120 歯車の歯数60 モジュール0.75
これで計算上はバッチリ