太陽黒点

巨大黒点が出現しているというというセンセーショナルなニュースが目立っているので、自宅で見てみました。

ニュース - 科学&宇宙 - 地球を脅かす太陽の巨大黒点 - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ)

 

久々に屈折型の天体望遠鏡を組み立てて、太陽投影板(サンスクリーン)に投影してみてみると、巨大な黒点がきれいに映りました。確かに大きいですね。

 

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確かに大きいですね、なのですが、現在の太陽活動においては大きい、であって、物珍しいものではありません。中学生の頃の夏休みの自由研究で、毎日太陽黒点のスケッチをするという課題をやったことがあり、天体観測の入門書の通りの観測で黒点の移動と形をスケッチして黒点数(黒点対数)の算出をおこなって日記にしていました。黒点の固まり、黒点群を形のタイプに分類し、チューリッヒ分類っていうのがあります、その群ごとに消長を毎日ウオッチするのです。当時は、雑誌 天文ガイドに、板橋伸太郎さんという黒点観測の大家が毎月の観測結果を連載されており、自分の観測結果と、2か月後に掲載される板橋さんの観測結果を付け合わせて満足していました。

写真の望遠鏡は、68mm屈折経緯台(焦点距離1000mm)。MIZAR(日野金属産業)の「スバル型」というもので、1978年頃にお年玉やお小遣いを貯めたお金で買ってもらったものです。買ってから35年以上経っていますが、時々思い出してメンテナンスしており現役です。太陽投影版は最近MIZARから購入しました。接眼鏡はMH20mmで倍率は50倍です。

 

NASA衛星写真だとこうなるか 感嘆。

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注意 自宅望遠鏡はプリズムをつかっているので裏返しの像が投影されています

 

NICT 宇宙天気情報センター

太陽に巨大黒点が出現中