惑星の撮影

4/26土曜日、夜は晴天だったので、天体望遠鏡で惑星を撮ってみました。機材はレストアした10cmF6反射望遠鏡と、手持ちのミラーレス一眼デジカメNikonJ1です。望遠鏡とカメラの接続は、望遠鏡接眼部(36.4mm)にMIZARのカメラアダプターを接続し、カメラ側はTリングでNikonFマウントに変換し、さらにFマウントをNikon1マウント(CXマウント)に変換してカメラ本体に接続しました(面倒・・)接眼鏡はK9mm(≒67倍)を、カメラアダプタ内にセットしました。レリーズはカメラリモコン(楽天で350円で購入)を使用しました。まずは木星です。現在、木星はふたご座にあります。のんびりしていると西天に沈みそうな位置です。

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縞模様がはっきりわかりますが、拡大して切り出すとボケてしまいますね。カメラの液晶モニターを見ながらピント出しをおこなうものの、いまいち合っているのかどうか自信がありません。次に土星に行きます。土星はてんびん座。東天に上がってきたばかりです。

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土星は衝に近いこともあり、明るく、眼視観測でも見ごたえがあります。

次に火星です。おとめ座にいます。4/14に地球に最接近したばかりですが・・

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うーん、露光も不適切なのか色が飛んでいるのと、色収差らしきものが・・・

いずれの写真もカメラはマニュアルモードとし、シャッタースピードは1/2秒です。ISO3200に設定していたとおもったらAUTO設定だったのでExifデータを見るとISO100になっている・・これは失敗でした。写真は拡大して明るさを少し調整しただけです。まあ初回ということで勘弁してください。惑星の撮影といえばCCDのWebカメラで動画を撮って画像処理、という方法が良いようでそれも挑戦してみたい気がします。