明日からゴールデンウィーク。殺風景な江東区新砂にいても、いまいち気分が浮かない。仕方がないので昼休みがてら、少し散歩してみた。
今回は南砂二丁目。ここは高度経済成長期に江東区が工場ばかりになる前からの暮らしがある地域である。足を踏み入れると電柱の表示(電柱番号の標示)に「地蔵」の文字がある。
この地蔵は何を示すのか。歩いているとあっけなく答えがわかった。葛西橋通りから僅か南側に入ったところに、六地蔵があった。
この地蔵は砂村新田六地蔵という。由緒が書かれた看板があった。詳しくはこれを見てほしい。
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-Fe_z3cOGsmU/
いまの地蔵は終戦後再建されたものとのことだが、昔からこの地域にいらっしゃったらしい。葛西橋通りに立つと下の写真で見えるだろうか、六地蔵クリニックという名の病院がある。それだけ愛されているのだな、六地蔵。
葛西橋通りを東進すると、ヤマダ電機アウトレットの先に、貨物線の踏切(幹線27号踏切)がある。
ヤマダ電機アウトレット館に入ってみる。昼時だからなのか閑散。失礼ながら良く続いているという感じ。アウトレットとはいえ、お得感に乏しいなあと商品を見ていたら、カンカンカンと踏切の音が聞こえてきた。キター。あまり走ると万引きして逃げる奴に見えては困るので、微妙な早足で店を去り、踏切へ。
入替灯点灯のDE10単機回送の通過。誘導員付き。
踏切を離れて下町っぽい雰囲気の路地を抜ける。
そろそろ昼休みも時間切れ。殺風景な新砂に戻る時間だ。ちょっと遠出し過ぎて昼飯を食べる時間が無くなってしまったが、心は少し癒された。