簡易水中カメラ

さて、昨日の釣果報告で「簡易水中カメラ」の実験をおこなった件について、触れていく。(カテゴリー的には電気電子電波ネタですが)

今月、ボートショーに行った際に、水中カメラ「うみなかみるぞう君」というものを見つけて、しげしげと眺めていたら実験したい気分がムクムクと。

 こんなものを買えばできそうだが、

、失敗して散財するのも悲しいので、庶民の味方、ebayの中華部品を購入。 同じようなものが多くの店で売られている。これは一例。

ケーブル長15mケーブルで送料込$16くらい。約2週間で届いた。  

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 さて、映像を見たり撮ったりするためにPCを船に載せるわけにはいかないので、USBホストケーブルを使ってmicroUSBに変換し、手持ちのaudroidスマートフォンにつなぐ。スマホからはUVCデバイス(USB Video Class)として認識される。アプリはフリーのものがあるが、広告がウザイので、 インフィニテグラ株式会社 | Androidアプリ "USBカメラ"を使うことにした。有料アプリだが、たったの99円だ。

 

さて、実験。水深12mのところで釣りをする傍ら、カメラの先端に鉛のおもりをつけて、魚が寄ってくるように針をぶら下げて、オキアミを付けておろしてみる。 


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 スマホでアプリを立ち上げると、何が見えているのだかよくわからなかったが、まるでスクリーンセーバーのように真っ青な画面を魚が横切るのが見えた。おお、見えるじゃないか。さらにケーブルを降ろすと海底が見えて来た。視野がどのくらいの広さなのかイメージがつかみにくいが水中を泳ぐスズメダイの大きさでイメージが沸いた。水深12mくらいなら光量は十分だ。短時間の実験だったがこんな動画が撮れた。カメラは真下を向いた状態。

 USB水中カメラ実験

思ったより使えそうなことがわかった。今度は横方向に向けるとか、コマセカゴを吊るすとか試してみよう。ただ直射日光下のスマホで映像見ながら撮るのは厳しいし、まともな動画を釣るには水中撮影班として専念しないと無理そう。釣りもせずにこれにハマるのもまずい気がする(笑)釣れないときの暇つぶしアイテムくらいにしておこう。