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江東区散歩 9/14

 昼休みに久々に江東区役所へ。先週は各地が水害に見舞われたこともあり、もともと水害のリスクの高いこの地域の状況を再認識したかったためと、たまには区役所の食堂でも行ってみるかと思ったためである。

 もともと江東区の広い範囲が、低湿地か海だったところを埋め立てたという土地であり、かつ近代以降の地下水のくみ上げによる地盤沈下によって、低くなった土地であり、水害のリスクが高い。江東区の水害リスクは大きく分けて二つある。一つは河川の氾濫によるリスク、もう一つは東京湾の高潮や津波のリスクである。河川の水害対策は、東京都建設局である。何が想定されていてどう対策されているのかはサイトを見てほしい。

東京都建設局 : 河川 : 都市型水害対策 水害にそなえて

東京都 水防災総合情報システム

トップページ/生活情報/道路・橋・河川・公園/河川・水防事業/江東区大雨浸水ハザード

マップ

津波と高潮対策は、東京都港湾局である。

www.kouwan.metro.tokyo.jp

 

江東区役所は、城東地区と呼ばれる、東京メトロ東西線東陽町駅の北側にある。このあたりは特に低地であり、荒川の基準水位より3.5mも低く、東京湾基準海面よりも1.5mも低い。区役所前には、それらの高さや、過去の台風による高潮や洪水の水位を示す見上げるような高さの標識がある。荒川水位表示塔という名前の通り水位を電光掲示しているが、表示が暗くほとんど見えない。標識のてっぺんが荒川の堤防の高さ、その少し下が伊勢湾台風である。江東区役所は水害対策はあらかじめ考慮されており、主要な機能は2階以上である。おそらく非常用発電機やその燃料も高い位置にあるのだろう。

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区役所の広報コーナーには、江東区の立体地図が展示されている。土地の高低を触って実感することができる。写真中央の赤い二重丸が区役所の位置である。この立体地図によれば、東陽町駅周辺の土地は、永代通りから南側は、少し高くなっていることがわかる。この理由がなぜなのか。永代通りの南側は、埋め立ての順番からすれば後の時代で、江戸時代までは海で明治まで養魚場とかあったような場所だから、区役所周辺よりも低いイメージだが、そうではない。

これは今後の調査課題である。(地盤沈下が主因だろうか)

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いずれにしても、水害リスクの非常に高い地域であり、いくら試算や想定をしても想定外はあり得る。この地域には重要な施設は置かない方が良いと思う。

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市役所8Fは食堂。江東下町食堂と名付けられている。定食530円だった。食堂の方々は愛想がよくがんばっている感じがするが、味はコメントに少々苦慮するものであった。