モータードライブの取り付け用シャフトや歯車などの部品を探しに、会社帰りにMIZARの本社に立ち寄り。立ち寄りといってもMIZARの本社は現在、東京都豊島区長崎にあり、池袋から西武池袋線の各駅停車で２つ目の東長崎が最寄り駅です。MIZARの天体望遠鏡係に電話をすると、職人肌のオヤジさんから部品が欲しいなら見に来なさい、来るなら日中は仕事が忙しいから、夕方以降や土曜に来なさい、と言われました。普通は仕事時間に接客してくれるはずなのに、仕事が終わってから来い、ということなのか？疑問に思いつつ、ちょうど渋谷近辺で仕事が終わった日の午後7時前に、長崎の住宅街にひっそり佇むMIZAR本社を訪ねたのでした。
本社にはMIZARテックの看板が掲げられていますが、ドアは民家の玄関のようでした。急な階段を上がると３階は旋盤やボール盤が並ぶ町工場でした。オヤジさんは電話で伝えた部品を用意して待ってくれていました。いろいろお話をうかがっているうちに、いま神奈川県の８０台の御老人から天下の銘鏡、「木辺鏡」を使った反射望遠鏡の組み立てを依頼されているが、仕様が決まらないからなかなか完成しない。（ご高齢だし早く納品しないと・・苦笑）というありがたいお話をうかがったりして、わざわざ来て良かったと思いました。
購入した部品の一部です。
